

海は、ただ広がっているだけではありません。
実は、1日のうちに水面が上がったり下がったりと、静かに、でも確実に動き続けています。
この「潮の満ち引き」こそが、潮力発電のエネルギー源です。
そしてその動きは、地球と宇宙のつながりから生まれているという、ちょっとスケールの大きな話でもあるのです。
潮力発電は、月と太陽が生み出す潮の動きをエネルギーとして利用する発電方法です。
だからこそ、まずは潮の正体を知ることが第一歩になります。
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まず知っておきたいのは、潮の満ち引きは月の引力が大きく関係しているということです。
月は地球のまわりを回っていますが、その引力が地球の海水を引っぱることで、海面がふくらんだり、引いたりします。
しかも、太陽の引力も少しだけ影響しています。
新月や満月のときに潮の差が大きくなるのは、月と太陽の力が同じ方向に働くからです。
つまり、潮の満ち引きは偶然ではなく、天体の動きによって決まる現象なのです。
そしてその動きは、毎日ほぼ決まったリズムで繰り返されます。
潮の満ち引きは、月と太陽の引力によって生まれる自然のリズムです。
潮の動きは月と太陽の引力がつくり出している、とても壮大な自然現象なのです!
では、その潮の動きはどんなエネルギーなのでしょう。
ポイントは「動き」と「高さの差」です。
海水が流れるときには、運動エネルギーが生まれます。
そして、満潮と干潮で水面の高さが変わるときには、位置エネルギーが生まれます。
潮流発電は、この流れの速さを利用します。
一方、潮汐発電は、水位の差を利用して水を落とし、その力でタービンを回します。
つまり、潮のエネルギーは
「流れる力」と「高さの差の力」の二つの顔を持っているわけです。
潮のエネルギーは、運動エネルギーと位置エネルギーの両方をあわせ持っています。
しかも、この動きは燃料を使わなくても繰り返されます。
だからこそ潮力発電は、再生可能エネルギーのひとつとして期待されているのです。
潮の力は「流れ」と「高さの差」という二つのエネルギーを持つ自然のパワーなのです!
では、そのエネルギーをどうやって電気に変えるのでしょう。
答えはシンプルで、「回す」ことです。
まず、水の流れや落差でタービンを回します。
そしてその回転が、発電機の中で電気へと変わります。
エネルギーの流れを整理すると──
──という順番です。
このしくみは、水力発電と似ていますが、違いは「川」ではなく「海」を使うところ。
しかも潮は月の動きに合わせて予測できるため、発電量の見通しが立てやすいという特徴もあります。
潮力発電は、潮の動きをタービンの回転に変え、その回転を電気へと変換するしくみです。
ただし、海の中は過酷な環境なので、サビや付着生物への対策も欠かせません。
だからこそ技術の工夫が続けられているのです。
潮の力はタービンを回し、その回転が電気へと変わることで私たちの暮らしを支えます!
潮力発電のエネルギー源は、月と太陽が生み出す潮の満ち引きです。
その動きには運動エネルギーと位置エネルギーがあり、それをタービンで取り出して電気に変えています。
宇宙の動きが、地球の海を動かし、その海が電気を生む。
そう考えると、潮力発電はとても壮大なスケールの発電方法だとわかりますね。
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