風力発電の電力:何世帯分?一基あたりの発電量は?

風力発電の電力

大型の陸上風車一基の出力は数千キロワット規模である。年間発電量は数千世帯分の電力に相当する場合が多い。実際の供給量は風況や設備規模によって大きく変わる。

風力発電の電力:何世帯分?一基あたりの発電量は?

風力発電の風車は、とても大きいですよね。
では、あの一基でどれくらいの電気をつくれるのでしょうか。


「何世帯分」と聞くと、ちょっとイメージしやすくなります。
今回は、風力発電の電力について数字を交えながら見ていきましょう。



風力発電の電力とは?

まず、「電力」とは1秒あたりにどれだけの電気エネルギーを生み出せるかという能力のことです。
単位はキロワット(kW)やメガワット(MW)で表されます。


たとえば、陸上の大型風車なら2〜4MWほど。
洋上風力発電では8〜15MWという、さらに大きな出力のものもあります。


風力発電の電力は、風の強さと風車の大きさによって決まるのです。


ただし、これは最大出力の話です。
実際の発電量は、風の状況によって増えたり減ったりします。


風力発電の電力はメガワット単位で表される、大きなエネルギーなのです!


一基あたりの発電量はどれくらい?

では、一基でどれくらいの電気をつくれるのでしょうか。


たとえば、出力3MWの風車があるとします。
風がよく吹く場所なら、1年間でおよそ600万〜800万kWhほど発電することがあります。


これは、常に最大で動いているわけではないからです。
実際には、風が弱い時間も含めた平均で計算します。


一基の風車でも、年間で数百万キロワット時の電気を生み出すのです。


もちろん、風の強い海上ではさらに多くなります。
逆に、風が弱い地域では少なくなります。


一基の風車でも、町を支えるほどの電気を生み出せるのです!


何世帯分の電気をまかなえるのか

では、その電気は何世帯分なのでしょうか。


日本の一般的な家庭では、1年間におよそ3000〜4000kWhほど電気を使います。
もし年間700万kWh発電できる風車なら、およそ2000世帯前後分の電気に相当します。


大型の風車一基で、数千世帯分の電気をまかなえるのです。


ただし、実際には発電した電気は電力網に送られ、ほかの発電といっしょに使われます。
「この風車がこの家だけを支えている」というわけではありません。


それでも、一基の力がとても大きいことはわかりますよね。


風力発電は一基でも、たくさんの家庭を支える力を持っているのです!


 


風力発電の電力は、メガワットという大きな単位で表されます。
一基あたりでも、年間で数百万キロワット時を発電します。


それは数千世帯分に相当するほどの量。
ようするに、ゆっくり回っているように見えても、その力はとても大きいのです。


風の力が、町の明かりを支えている──そう考えると、少し見え方が変わってきますね。