

地熱発電は、「地球の中の熱」を使って電気をつくる発電方法です。
でも実は、いきなり電気になるわけではありません。エネルギーは、少しずつ形を変えながら、最後に電気へとたどり着きます。
どんな順番で移り変わっているのか、流れを追ってみましょう。
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地球の地下深くには、とても高温のマグマがあります。この熱は、地球が生まれたときの熱のなごりや、地下で起きているさまざまな反応によって生まれています。
この「あたたかさ」は、エネルギーの種類でいうと熱エネルギーです。
地熱発電の出発点は、地球の中にある熱エネルギーなのです。
地下水がこの熱で温められると、高温の蒸気や熱水になります。まだこの段階では、電気ではありません。ただの「あたたかさ」です。
でも、この熱こそが、すべてのはじまりなのです。
地熱発電は、地下の熱エネルギーからスタートするのです!
次に起こるのが、熱エネルギーから運動エネルギーへの変化です。
高温の蒸気は、勢いよく広がろうとします。その力でタービンという羽根車を回します。
ここが大きなポイントです。
熱エネルギーが、タービンの回転という運動エネルギーに変わるのです。
蒸気そのものが電気をつくるわけではありません。蒸気の「動く力」が、回転という形に変わることが大切なのです。
つまり流れはこうなります。
エネルギーは、だんだんと形を変えながら次へ進んでいきます。
地下の熱は、まずタービンの回転という動きのエネルギーに変わるのです!
タービンが回ると、その先につながっている発電機も回ります。
発電機の中では、磁石とコイルが動き合うことで電気エネルギーが生まれます。ここで初めて「電気」が登場します。
運動エネルギーが、発電機の中で電気エネルギーに変わるのです。
まとめると、エネルギーの移り変わりはこうなります。
いきなり電気になるのではなく、順番に形を変えていることが分かりますね。
地熱発電は、熱→運動→電気という順番でエネルギーが変わっていくのです!
地熱発電は、地下の熱エネルギーから始まり、それが蒸気の勢いとなり、タービンの運動エネルギーへと変わり、最後に発電機の中で電気エネルギーになります。
エネルギーは姿を変えながら働き続けています。その流れを知ると、地熱発電のしくみがぐっと分かりやすくなりますね。
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