地熱発電のエネルギー変換技術:変換する機械はなんていうの?

地熱発電のエネルギー変換技術

地熱発電では、地下から取り出した蒸気でタービンを回し、その回転を発電機で電気に変える仕組みである。タービンは蒸気の運動エネルギーを機械的エネルギーへと変換する装置であり、発電機が最終的に電気エネルギーへと変える役割を担う。つまり中心となる機械は蒸気タービンと発電機であり、この組み合わせが電力を生み出している。

地熱発電のエネルギー変換技術:変換する機械はなんていうの?

地熱発電では、地下の熱をそのまま電気にしているわけではありません。


熱のエネルギーは、いくつかの機械を通して、少しずつ形を変えながら電気になります。


では、その「変換する機械」は何というのでしょうか。順番に見ていきましょう。



地熱の熱を動きに変える機械とは?

まず登場するのがタービンです。


地下から出てきた高温の蒸気は、勢いよく広がろうとします。その力で羽根車のようなタービンを回します。


蒸気の熱エネルギーを、回転のエネルギーに変えるのがタービンなのです。


つまり、最初の変換は「熱 → 回転(運動エネルギー)」という流れです。


タービンは、地熱発電だけでなく、火力発電原子力発電でも使われている大切な装置です。


地熱の熱を動きに変える主役はタービンなのです!


回転を電気に変える機械の名前は?

タービンが回ると、その軸につながっている発電機も一緒に回ります。


発電機の中では、磁石とコイルが動き合い、電気が生まれます。ここでようやく電気エネルギーがつくられます。


回転のエネルギーを電気に変えるのが発電機なのです。


つまり流れはこうなります。


  • 地下の熱エネルギー
  • タービンで回転エネルギーに変換
  • 発電機で電気エネルギーに変換


エネルギーは、機械を通して段階的に変わっているのです。


タービンと発電機が、電気を生み出す大切なコンビなのです!


ほかにも使われる装置はあるの?

実は地熱発電には、発電方式によってさまざまな装置が使われます。


たとえば──


  • 蒸気をきれいに分けるセパレーター
  • 低い温度でも発電できるバイナリー発電装置
  • 冷やして水に戻す冷却塔


方式によっては、別の液体を使ってタービンを回す仕組みもあります。


地熱発電は、いくつもの機械が協力してエネルギーを変えているのです。


だからこそ「変換する機械」はひとつではなく、役割ごとに分かれているのです。


地熱発電は複数の装置が力を合わせてエネルギーを変えているのです!


 


地熱発電でエネルギーを変換する中心となる機械は、タービンと発電機です。


熱を回転に、回転を電気に──この二段階の変換が基本です。そして方式によっては、ほかの装置も組み合わさっています。


地熱発電は、機械どうしのチームワークで電気を生み出しているのです。