

潮力発電って、地図で見ると「え、そこに集中してるの?」って思わず言いたくなることがあるんです。
というのも、潮の満ち引きや潮流は世界中どこでも同じではなく、場所によってパワーが大きく変わるからです。
しかも海はとても広いのに、発電所をつくれる場所は意外と限られています。
だからこそ「どこにあるのか」を知るだけで、潮力発電の性格がぐっと見えてくるのです。
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まず潮力発電がねらうのは、潮が動くときのエネルギーです。
潮の満ち引きで水位が大きく上下する場所、あるいは海水がぎゅっと通り抜ける場所ほど、多くの力を取り出せます。
たとえばフランスのランス潮力発電所は、河口を利用した代表例で、設備容量は約240MWです。
そして韓国の始華湖(シファ)潮力発電所は、約254MWという世界最大級の規模を誇ります。
つまり、潮の力が強い場所は「自然が用意した発電ポイント」。
潮の動きが大きい海ほど、潮力発電は力を発揮しやすいのです。
潮の差や流れが大きい海ほど、潮力発電は効率よく働くのです!
そしてもうひとつ大事なのが地形です。
というのも、潮は広い海よりも、せまい通り道に集まったときのほうが流れが速くなりやすいからです。
たとえば海峡。
あるいは奥が広がった入り江や湾。
こうした地形では、潮が出入りするたびに水が押し込まれ、自然と流れが強まります。
ただし気をつけたい点もあります。
漁場や海の生き物の通り道に近い場合は、環境への影響を十分に調べる必要があります。
しかも海水は塩分を含むため、機械はさびやすく、定期的な点検も欠かせません。
だからこそ「地形が良い」だけでなく、工事や維持のしやすさまで考えて場所が選ばれるのです。
潮が集まりやすい地形と、環境や維持管理の条件がそろってこそ、設置が決まるのです!
では最後に、世界で潮力発電が多い国をランキング形式で見てみましょう。
ここでは主に設置容量(MW)を目安に順位を示します。
韓国は始華湖(約254MW)を持ち、現在も世界最大級の潮力発電所を運転しています。
干満差を活かせる地形があり、大規模な施設を建設できたことが大きな理由です。
フランスはランス(約240MW)が代表例で、1966年から長く稼働してきた実績があります。
河口と大きな干満差という条件がそろったことで、安定運転を続けています。
イギリスは大規模ダム型よりも、潮流タービンの開発と運転が進んでいます。
スコットランドのMeyGenでは約6MW規模で稼働しており、将来拡大を目指しています。
カナダのファンディ湾は世界でも特に干満差が大きい地域です。
過去にはアナポリス発電所(約20MW)がありましたが2019年に停止し、現在は新しい潮流技術の研究が中心です。
中国では浙江省の江厦(Jiangxia)潮力発電所などが稼働しています。
規模は比較的小さいものの、実証と技術蓄積を重ねています。
このように、上位国に共通しているのは強い潮の条件と発電に適した地形です。
潮力発電は「技術力」だけでなく「海の条件」がそろってこそ成り立つのです。
潮の条件と地形がそろった国ほど、潮力発電の実績を積み重ねているのです!
潮力発電の設置場所は、潮が強く集まりやすい入り江・海峡・河口に集中する傾向があります。
そしてランキング上位の国は、大規模施設の実績や潮流技術の開発を進めている国々です。
だからこそ「どこにあるのか」を知ることは、潮力発電の未来を考えるヒントにもなるのです。
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