

太陽光発電って、いまでは屋根の上で当たり前に見かけますよね。でも「いつからあるの?」と聞かれると、意外と迷ってしまいませんか。
しかも太陽光発電は、いきなり家庭に広がったわけではありません。まずは“発見”、そして“実用化”、それから“普及”という順番で、長い時間をかけて育ってきた技術なんです。
|
|
|
太陽光発電のスタート地点は、実は1839年です。フランスの科学者エドモン・ベクレルが、「光を当てると電気が生まれる」現象を発見しました。これが光起電力効果のはじまりです。
ただし、このときはまだ「現象が分かった」という段階。電気をたくさんつくって家庭で使う、というレベルではありませんでした。
その後、半導体の研究が進み、材料や加工の技術も少しずつ改良されていきます。つまり、発見から実用までは長い助走期間があったということです。
太陽光発電の歴史は「発見→改良→実用化」と積み重ねてきた歴史なのです。
太陽光発電は1839年の発見から始まり、長い研究の積み重ねで実用化されたのです!
大きな転機になったのは1954年。アメリカのベル研究所が、実用的なシリコン太陽電池を発表しました。これによって、現実的に使える発電技術へと一気に近づきます。
そして最初に活躍した舞台が宇宙でした。人工衛星は電池交換ができませんから、光が当たれば発電できる太陽電池は理想的だったのです。
実際に1958年には、太陽電池を搭載した人工衛星「Vanguard 1」が打ち上げられ、長期間にわたって発電を続けました。
つまり、最初に広がったのは家庭よりも先に宇宙。ちょっと意外な順番ですよね。
1954年の実用化と宇宙での活躍が、世界的な広がりのきっかけになったのです!
日本でも早い段階から導入例があります。1958年、東北電力とNECが福島県の信夫山の無線中継所に70W規模の太陽電池システムを設置しました。
ここがポイントです。最初から大規模な発電所ではなく、電線を引きにくい場所での実用利用から始まったのです。
その後、1970年代のオイルショックをきっかけに、代替エネルギーへの関心が高まりました。研究開発が進み、住宅用太陽光発電が広がり始めたのは1990年代以降です。
つまり日本でも、まずは実験的な利用、そして少しずつ普及へ──そんな歩みをたどってきました。
日本の太陽光発電も、小さな実用から始まり、段階的に広がってきたのです。
日本では1958年の導入例を皮切りに、研究と普及が少しずつ進んできたのです!
太陽光発電は、1839年の発見から始まり、1954年の実用化、そして宇宙での活躍を経て世界へ広がりました。日本でも1958年に導入例があり、そこから段階的に普及が進みます。
だからこそ太陽光発電は、突然生まれた技術ではありません。長い時間をかけて育ってきた、積み重ねの技術。そう考えると、屋根の上のパネルが少し誇らしく見えてきますよね。
|
|
|