太陽光発電の歴史:いつから始まった?日本初は何年?

太陽光発電の歴史

太陽光発電の原理は19世紀に発見された光電効果に基づいている。実用的な太陽電池は20世紀半ばに開発された。日本では1950年代に研究が始まり、1970年代以降に本格導入が進んだ。

太陽光発電の歴史:いつから始まった?日本初は何年?

太陽光発電って、いまでは屋根の上で当たり前に見かけますよね。でも「いつからあるの?」と聞かれると、意外と迷ってしまいませんか。


しかも太陽光発電は、いきなり家庭に広がったわけではありません。まずは“発見”、そして“実用化”、それから“普及”という順番で、長い時間をかけて育ってきた技術なんです。



太陽光発電はいつから始まった?

太陽光発電のスタート地点は、実は1839年です。フランスの科学者エドモン・ベクレルが、「光を当てると電気が生まれる」現象を発見しました。これが光起電力効果のはじまりです。


ただし、このときはまだ「現象が分かった」という段階。電気をたくさんつくって家庭で使う、というレベルではありませんでした。


その後、半導体の研究が進み、材料や加工の技術も少しずつ改良されていきます。つまり、発見から実用までは長い助走期間があったということです。


太陽光発電の歴史は「発見→改良→実用化」と積み重ねてきた歴史なのです。


太陽光発電は1839年の発見から始まり、長い研究の積み重ねで実用化されたのです!


世界で広がったきっかけとは?

大きな転機になったのは1954年。アメリカのベル研究所が、実用的なシリコン太陽電池を発表しました。これによって、現実的に使える発電技術へと一気に近づきます。


そして最初に活躍した舞台が宇宙でした。人工衛星は電池交換ができませんから、光が当たれば発電できる太陽電池は理想的だったのです。


実際に1958年には、太陽電池を搭載した人工衛星「Vanguard 1」が打ち上げられ、長期間にわたって発電を続けました。


つまり、最初に広がったのは家庭よりも先に宇宙。ちょっと意外な順番ですよね。


1954年の実用化と宇宙での活躍が、世界的な広がりのきっかけになったのです!


日本初は何年?国内での歩みを知ろう

日本でも早い段階から導入例があります。1958年、東北電力とNECが福島県の信夫山の無線中継所に70W規模の太陽電池システムを設置しました。


ここがポイントです。最初から大規模な発電所ではなく、電線を引きにくい場所での実用利用から始まったのです。


その後、1970年代のオイルショックをきっかけに、代替エネルギーへの関心が高まりました。研究開発が進み、住宅用太陽光発電が広がり始めたのは1990年代以降です。


つまり日本でも、まずは実験的な利用、そして少しずつ普及へ──そんな歩みをたどってきました。


日本の太陽光発電も、小さな実用から始まり、段階的に広がってきたのです。


日本では1958年の導入例を皮切りに、研究と普及が少しずつ進んできたのです!


 


太陽光発電は、1839年の発見から始まり、1954年の実用化、そして宇宙での活躍を経て世界へ広がりました。日本でも1958年に導入例があり、そこから段階的に普及が進みます。


だからこそ太陽光発電は、突然生まれた技術ではありません。長い時間をかけて育ってきた、積み重ねの技術。そう考えると、屋根の上のパネルが少し誇らしく見えてきますよね。