

地熱発電がさかんな国って、どこだと思いますか?
火山が多い国かな、それともあたたかい国かな、といろいろ想像してしまいますよね。実は世界には地熱発電をたくさん利用している国がいくつもありますが、その中でも特に有名なのがアイスランドです。
|
|
|
まず、世界で地熱発電が多い国を見てみましょう。
発電量の多い国としては、アメリカ、インドネシア、フィリピン、トルコ、ニュージーランド、そしてアイスランドなどが知られています。これらの国に共通しているのは、火山やプレートの動きが活発な地域にあることです。
地球のプレートがぶつかったり広がったりしている場所では、地下にマグマが近く、地熱を取り出しやすくなります。地熱発電が多い国は、地下に熱エネルギーが豊富な場所にある国なのです。
ただし、発電量そのものが多い国と、「国全体の電気の中で地熱の割合が高い国」は少しちがいます。この割合という点で、特に目立つのがアイスランドなのです。
地熱が多い国は、地下にマグマが近い地域にあるのです!
では、なぜアイスランドでは地熱がそんなに豊富なのでしょうか。
アイスランドは、大西洋の真ん中にあり、「プレートの境目」の上に位置しています。北アメリカプレートとユーラシアプレートが引っぱり合って広がっている場所なのです。そのため地下ではマグマが上がりやすく、火山や温泉がたくさんあります。
国のあちこちに湯気が立ちのぼる地熱地帯があり、地面のすぐ下に強い熱がある場所も少なくありません。
アイスランドは、地球の活動がとても活発な場所にあるから地熱が豊富なのです。
しかも国の面積に対して人口が少なく、エネルギーを自分の国の資源でまかなう必要があったことも、地熱利用が進んだ理由のひとつです。
プレートの境目にあることが、アイスランドの地熱の豊かさを生み出しているのです!
アイスランドでは、地熱発電はどのくらい使われているのでしょうか。
実はアイスランドでは、電気の約25〜30%ほどを地熱発電でまかなっています。そしてそれだけでなく、家庭の暖房の約90%以上が地熱を利用した温水暖房です。
地熱は電気だけでなく、あたたかいくらしも支えているエネルギーなのです。
寒い国だからこそ、地下の熱はとても大切な存在。温泉やプール、農業の温室などにも地熱が使われています。地面の下のエネルギーが、そのまま国のくらしと結びついているわけですね。
アイスランドでは、地熱が電気と暖房の両方を支えているのです!
地熱発電が多い国は、地下に豊富な熱を持つ地域にあります。
そしてその代表例がアイスランド。プレートの境目という特別な場所にあることで、地球のエネルギーを身近に利用できる国なのです。
地面の下の熱が、国の電気やあたたかいくらしを支えている──そんなダイナミックなつながりを知ると、地球の力の大きさをあらためて感じますね。
|
|
|