

乾電池を入れると、ライトがピカッと光りますよね。
でもそのとき、電池の中ではどんな変化が起きているのでしょうか。
じつは一次電池の中では、目に見えない化学反応が進んでいます。
そしてその反応こそが、電気を生み出す正体なんです。むずかしそうに見えても、流れはシンプル。順番に見ていきましょう。
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まず大切なのは、「物質が変化するとき、エネルギーが出ることがある」という事実です。
これを化学反応といいます。
たとえば、鉄がさびるのも化学反応。
物質が別の物質に変わるとき、エネルギーが出たり吸収されたりします。
──一次電池では、このエネルギーが「電気のかたち」で取り出されているのです。
電池の中では、化学エネルギーが電気エネルギーに変わっています。
エネルギーが姿を変える。これがポイントです。
一次電池は、化学反応のエネルギーを電気として取り出しているのです。
化学反応のエネルギーが電気になります!
では、どこでどんな反応が起きているのでしょうか。
電池には負極(マイナス極)と正極(プラス極)があります。
負極では、物質が反応して電子を出します。
この「電子を失う反応」を酸化(さんか)といいます。
正極では、電子を受け取る反応が起きます。
これを還元(かんげん)といいます。
負極で生まれた電子は、導線を通って正極へ向かいます。
この電子の流れこそが電流です。
負極で電子が生まれ、正極で受け取られる流れが電気なのです。
負極と正極の反応が電流を生みます!
ここで大事な疑問。
なぜ一次電池は充電できないのでしょうか。
理由は、起きている化学反応が一方向に進むからです。
材料が別の物質へと変わると、自然には元の状態に戻りません。
化学反応で生まれるエネルギーを取り出し続けると、やがて材料は使い切られます。
そのため、一次電池は使い切りタイプなのです。
一次電池は、元に戻らない化学変化を利用しているから充電できないのです。
反応が元に戻らないから充電できません!
ここまでで、一次電池の化学反応の流れが見えてきましたね。
目に見えなくても、ちゃんとした仕組みがあります。
まとめると──
──以上3点が、一次電池の化学反応のポイントです。
電池はただの黒い筒ではありません。 中では酸化と還元という化学反応が働き、エネルギーが電気へと変わっているのだということですね。
次に電池を見たら、ぜひその中で電子が動いている様子を思い浮かべてみてください。理科が一歩近づくはずです。
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