

ボルタ電池の実験をしていると、「電流はどっち向き?」「プラスとマイナスはどっち?」と頭がこんがらがること、ありませんか。
しかも、電子の流れと電流の向きが逆だと聞くと、ますます混乱してしまいますよね。でも安心してください。順番に整理すれば、ちゃんと筋道が見えてきます。
今回は、ボルタ電池の電流の流れ方と、プラス・マイナスの見分け方を、かみ砕いて整理していきましょう。
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まずは基本から。ボルタ電池では、亜鉛と銅を使います。
電子を出すのはどちらでしょうか。答えは亜鉛です。亜鉛はイオンになりやすく、電子を外へ放出します。
──これが事実の流れです。
電子は亜鉛から銅へ向かって流れます。
ここがポイントです。理科でいう電流の向きは、電子の流れと逆に決められています。
電子の向きと電流の向きを同じだと思い込まないように注意しましょう。
電流は「プラスからマイナスへ流れる」と定義されています。つまり、ボルタ電池では銅(正極)から亜鉛(負極)へ流れると考えます。
電子と電流、向きは逆。ここが最初の整理ポイントですね。
電子は亜鉛から銅へ流れますが、電流はその逆向きと定義されています!
では、どうやってプラスとマイナスを見分けるのでしょうか。
まず覚えておきたいのは、「電子を出す側が負極」ということです。電子はマイナスの電気をもっているからです。
──性質に注目します。
亜鉛はイオンになりやすく、電子を出しやすい金属。だから負極になります。銅は電子を受け取りやすいので正極です。
電子の出入りを見ると、プラスとマイナスははっきり決まります。
金属板の色だけでは、どちらがプラスか分かりません。大切なのは「どちらが電子を出しているか」。
つまり、金属のイオン化傾向の違いが、プラスとマイナスを決めているのです。
電子を出す亜鉛が負極、受け取る銅が正極です!
ここで、あらためて整理します。電子は亜鉛から銅へ流れます。でも、電流はその逆向き。
なぜこんなややこしいことになったのでしょうか。実は、電流の向きは電子が発見される前に決められたからです。
──歴史の名残です。
電流は正極から負極へ流れると定義されているのです。
コツは、「電子」と「電流」を別ものとして考えること。
電子は実際に動く粒。電流はその動きを表す約束。そう区別すれば、向きが逆でも混乱しません。
言葉の整理ができれば、回路図もぐっと読みやすくなりますよ。
電流は正極から負極へ流れると覚えておきましょう!
「ボルタ電池の電流の流れ方」というテーマで見てきましたが、ポイントは視点の整理でした。
まとめると──
──以上3点が、流れを理解するカギです。
ボルタ電池では、電子の動きと電流の向きが逆になるという少し不思議な関係があります。
電子と電流をきちんと区別して考えれば、プラスマイナスの向きは迷わなくなるのです。
流れを一本のストーリーとしてつなげれば、もう混乱することはありませんね。
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