

スマホのバッテリーが「前より減りが早いな」と感じたこと、ありませんか?
くり返し使える二次電池ですが、実はずっと同じ性能を保てるわけではありません。ちゃんと寿命があります。
なぜ寿命があるのか。そこには「材料の劣化」と「自己放電」という2つのポイントが関わっています。順番に見ていきましょう。
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二次電池は、充電と放電で可逆的な化学反応を利用しています。放電で進んだ反応を、充電で逆向きに戻す。この仕組みがくり返し使用を可能にしています。
ですが、理想通りに“100%元通り”になるわけではありません。
充放電をくり返すと、
──こうした変化が積み重なります。
その結果、同じように充電してもためられる電気の量(容量)が減る。これが寿命の正体です。
二次電池の寿命は、化学反応の“わずかな劣化の積み重ね”によって生まれます!
二次電池には「充放電回数の目安」があります。たとえばリチウムイオン電池では、数百回〜数千回がひとつの目安です。
充放電のたびに、
──こうした変化が起こります。
回数を重ねるほど、電池内部の“通り道”が少しずつ狭くなり、効率が落ちていきます。だから同じ100%表示でも、実際の持ち時間は短くなっていくのです。
充放電をくり返すたびに、内部は少しずつ変化していきます!
もう一つ重要なのが自己放電です。これは、使っていなくても電池の中でわずかに反応が進み、少しずつ電気が減っていく現象のことです。
完全に理想的な電池は存在しません。内部では、
──こうした現象が常に起きています。
そのため、長期間放置しても少しずつエネルギーは減少します。これが自己放電です。
自己放電は、使っていなくても起こる“自然な減少現象”です!
自己放電そのものはゆるやかですが、長期間の放置や高温環境では進みやすくなります。
温度が高いほど化学反応は進みやすいため、
──という流れになります。
つまり、自己放電は単なる“残量の減少”だけでなく、内部劣化を進める一因でもあるのです。
自己放電は、長期的に見ると寿命を縮める要因にもなります!
ここまで、二次電池に寿命がある理由と自己放電の影響を整理してきました。
まとめると──
──以上3点が基本です。
そして大切なのは、「くり返し使える=永遠に使える」ではないということです。 二次電池は可逆反応を利用しますが、わずかな不可逆変化が積み重なることで寿命が決まります。
だからこそ、高温を避ける、適切に充電するなどの扱い方が重要になるのですね。
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