乾電池の電圧の種類:電池ごとに電圧はどう違うのか?

乾電池の電圧の種類

乾電池の電圧は方式によって代表値が異なる電池だ。アルカリやマンガンは公称1.5V、9V形の角形電池は内部で複数セルを直列にして9Vを作るなど、形状と中身の構成で変わる。表示の電圧は規格として確認する必要があるだろう。

乾電池の電圧の種類:電池ごとに電圧はどう違うのか?

乾電池って「1.5V」と書いてあるものが多いですよね。でも、実はそれだけではありません。種類によって電圧の違いがあり、さらに使っていくうちに数値も変わっていきます。「乾電池=1.5V」と思い込んでいると、ちょっと混乱してしまうことも。そこで今回は、乾電池の電圧の種類について、基本からスッと整理していきましょう。



いちばん多いのは1.5Vタイプ

まず、いちばん身近なのが1.5Vの乾電池です。単3形や単4形のアルカリ乾電池マンガン乾電池などがこれに当たります。


新品のときはだいたい1.5V前後。ただし、使っていくうちに少しずつ下がり、1.2V、1.1V…と減っていきます。およそ1.0V前後になると、多くの機器では動きにくくなります。


なぜ1.5Vが多いの?

これは、電池の中で起こる化学反応によって自然に決まる電圧だからです。亜鉛や二酸化マンガンといった材料の組み合わせで、約1.5Vという値になるのです。


  • 単3・単4の多くは1.5V。
  • おもちゃやリモコンに広く使われる。
  • 直列にすれば電圧は足し算できる。


──これが基本のタイプですね。


まず覚えておきたいのは「乾電池の標準は1.5V」ということなのです。


身近な乾電池の多くは1.5Vと覚えておきましょう!


実は3Vや9Vもある

乾電池には、1.5V以外の電圧もあります。たとえばボタン電池の中には3Vのものがあります。これは内部の材料がちがうため、もともとの電圧が高いのです。


さらに、四角い形で知られる9V電池もあります。これは内部に1.5V電池が複数直列に組み込まれていて、合計で9Vになっています。


高い電圧はどんなときに使う?

電圧が高いと、より強い電気の力が必要な回路に使えます。


  1. 電子回路の実験。
  2. ギター用エフェクター。
  3. 煙探知機などの機器。


──こうした用途で使われています。


乾電池には用途に合わせた電圧の種類があるのです。


1.5Vだけでなく3Vや9Vもあることを知っておきましょう!


充電式は1.2Vが多い理由

ここで少しややこしい話。充電できるニッケル水素電池は、表示が1.2Vになっていることが多いです。「あれ?1.5Vじゃないの?」と思いますよね。


でもちゃんと使えるの?

答えは「使えます」。というのも、1.2Vというのは公称電圧で、実際には充電直後は1.4V近くありますし、電圧の下がり方もアルカリ電池とは違います。


  • ニッケル水素は1.2V表示。
  • 電圧が安定している。
  • 繰り返し使える。


──こうした特徴があります。


電圧の数字だけでなく「種類」も大切なのです。


1.5Vの機器でも、ほとんどの場合は問題なく使えます。ただし、まれに電圧に敏感な機器では相性が出ることもあります。


充電式は1.2Vが多い理由も覚えておきましょう!


 


ここまでで、乾電池の電圧の種類を整理してきました。同じ「乾電池」でも、実は電圧にはいくつかのパターンがあるということが分かりましたね。


まとめると──


  1. もっとも一般的なのは1.5V。
  2. 用途により3Vや9Vもある。
  3. 充電式は1.2V表示が多い。


──以上3点がポイントです。


乾電池の電圧は、ただの数字ではありません。中で起きている化学反応や、使う目的によって決まっています。電圧の種類を理解すれば、電池選びで迷いにくくなるのです。身近な電池でも、知れば知るほど奥が深いものですね。