
電気ってスイッチで「流す」だけじゃなくて、なんと動かすだけで生まれることがあるんです!それがまさに今回のテーマ。このページでは、電磁誘導というのは「磁石の動きで電気が発生する現象」だということを、わかりやすく解説していきます。「えっ、磁石で電気ができるの?」「それって何に使われてるの?」って思ったあなた、必見ですよ!
ファラデーの電磁誘導実験を示す図
出典:Photo by Eviatar Bach / CC0 1.0より
電磁誘導(でんじゆうどう)っていうのは、磁石の動きによってコイルに電気が流れる現象のこと。
たとえば、理科の実験でコイルに棒磁石を近づけたり遠ざけたりすると、豆電球がチカッと光ったりしますよね?あれこそまさに電磁誘導なんです。
ポイントは、「電気を流してる」のではなくて、「磁石を動かしてるだけで電気が生まれてる」ってこと!
どうしてそんなことが起きるかというと、コイルの中の磁界(じかい)=磁石の力の範囲が変化すると、その変化に反応して電流が発生するんです。これがファラデーの法則っていうルールに基づいた現象なんですよ。
蒸気タービン発電機セット
多段式蒸気タービン(右)と円筒形交流発電機(左)からなる発電装置。タービンの回転により発電機内で電磁誘導が起こり、電気が生成される。
出典:Photo by Sandstein / CC BY 3.0より
実はこの電磁誘導、私たちの生活の中でもかなり重要な役割を果たしています。
つまり、動きと磁石がそろえば、電気は自分で作れるってこと。電池に頼らずに電気を生み出すことができるなんて、すごくエコで便利な仕組みですよね。
自作の電磁石
9V電池、銅線、鉄釘を用いて作成された簡易な電磁石。電流を流すことで磁場が発生し、鉄釘が磁化される。
出典:Photo by Gina Clifford / CC BY-SA 4.0より
おもしろいことに、電磁誘導の逆パターンもあるんです。それが電流を流すことで磁界を生み出す「電磁石」の仕組み。
つまり、この2つは双子みたいな関係なんです!
電磁誘導ってのはよ、難しく感じるかもしれねぇが、実は「磁石の動きで電気が生まれる」超便利な現象なんだぜ。発電所から自転車のライトまで、意外と身近な場所でバリバリ活躍してんだ、覚えとけよ!