
暗い場所でピカッと光るあの板や、未来感たっぷりのディスプレイ…実はあれ、電球やLEDとはちょっと違う原理で光ってるんです!このページでは、エレクトロルミネセンスというのは「電気の力で物質が自ら光る現象」であることを、わかりやすくお話ししていきます。「どうやって光ってるの?」「どんな場面で使われてるの?」そんな疑問にもバッチリ答えていきますよ!
エレクトロルミネセンス式ナイトライト
1960年代のエレクトロルミネセンス技術を用いたナイトライト。約80mWの電力で発光し、低消費電力で長寿命を実現。
出典:Photo by Robert Cailliau / Public Domainより
エレクトロルミネセンス(EL)とは、電気を流したときに物質が自分で光る現象のこと。ちょっと長い名前だけど、「エレクトロ=電気」「ルミネセンス=発光」で、意味はそのまんま!
電球みたいに熱で光るのとも、蛍光灯みたいにガスを使うのとも違って、物質そのものが光るというのが大きな特徴なんです。
そのため薄くて曲がる発光パネルとか、省エネで明るいディスプレイなんかにも使われてるんですよ!
エレクトロルミネセンスのしくみは、ちょっとだけ理科っぽいですが、要するにこういうこと。
このとき、光の色や明るさは、使ってる材料によって変わるんです。だから、青・赤・緑などさまざまな発色が可能!
しかも発熱が少なくて長寿命というメリットもあるので、LEDや有機EL(OLED)と並んで注目されてるんですね。
1966年式ダッジ・チャージャー
エレクトロルミネセンス技術を採用した車のメーター。夜間でも視認性が高く、未来的なデザインが特徴。
出典:Photo by Jonathan Gibbs (FastbackJon) / Public Domainより
実はこの現象、私たちのまわりでもけっこう活躍してるんです。
見た目もスタイリッシュで省エネ、しかも薄くて曲がるとなれば、いろんな分野で使いたくなるのも納得ですよね!
エレクトロルミネセンスって名前はちょっと難しいが、実は「電気で物質が自分から光る」面白い現象なんだぜ。未来のディスプレイや照明にもつながる技術だから、絶対覚えとけよ!