
電気が発見され、使えるようになったことで、私たちの暮らしはガラッと変わりました。
暗い夜を明るく照らす照明、遠く離れた人と話せる通信、ボタンひとつで動く機械たち――それらすべての始まりは、ほんの小さな“電気のひらめき”からだったんです。
このページでは、電気の登場によって生まれた「電気機器の歴史」とその発明品たちを、時代の流れに沿ってわかりやすくかみ砕いて紹介します!
エジソンの白熱電球の特許図面(1880年)
炭素フィラメントと真空ガラス球を組み合わせた構造で、実用的な電灯の基礎となった。
出典:Photo by The U.S. National Archives / Public domainより
電気がようやく「実用化」され始めたのが19世紀後半。エジソンやテスラといった発明家たちが活躍し、暮らしを変える道具がどんどん登場しました。
この頃は電気を使った“あったら嬉しい”道具が生まれ始めた時代なんです。
1929年製 GE『モニタートップ』冷蔵庫
アメリカで初めて広く普及した家庭用電気冷蔵庫であり、1933年までに100万台以上が生産された。
出典:Photo by Ebyabe / CC BY-SA 3.0より
電力が都市に整備されると、今度は家庭の中にどんどん電気機器が入ってきます。家事や生活がぐっと楽になりました!
「家の中のあらゆる作業を電気で!」という流れが加速したのがこの時代です。
1977年に登場したPC『トリニティ77』
個人向けコンピューター市場の幕開けを象徴するモデル
出典:Photo by Tim Colegrove / CC BY-SA 4.0より
テレビ・コンピュータ・スマホ…この時代になると「電気機器=情報機器」というイメージが強くなってきます。
いまではIoTやAI、EV(電気自動車)といった次世代の電気製品もどんどん進化中。電気機器は「暮らしを助ける」から「暮らしそのもの」へと変わってきたんですね。
電気が実用化されてからってよ、電気機器は「灯り」から「生活のすべて」へとドカンと広がっていったんだぜ!これからも間違いなく、新しい電気のチカラが出てきて、オレたちの未来をガッツリ明るく照らしてくれるんだ!