オーロラ

オーロラ

このカテゴリーではオーロラに関する情報をまとめています。オーロラの発生メカニズムや地球磁場との関係、電気と宇宙環境のつながりなど、電気の宇宙スケールでのふるまいへの理解を深める助けになれば幸いです!

オーロラを知る、それは「電気と宇宙の繋がり」を知ること

夜空にふわっと現れる、カーテンのように揺れる光のショー…。そう、オーロラ(=宇宙と地球がつながる壮大な自然現象)です!でも実はこの美しい光景、ロマンチックなだけじゃなくて、電気の力と深〜い関係があるんですよ。このページでは、「オーロラってなんで光るの?」「どうして電気と関係あるの?」「どこで見られるの?」っていう疑問に、わかりやすくお答えしていきます!

 

 

オーロラの正体は「地球と宇宙の放電現象」

オーロラの幻想的な光景

出典:Photo by panoramio,Tomi Mäkitalo / CC BY 3.0より

 

オーロラって、ただの光じゃないんです。地球の上空100km〜400kmあたりの大気電気の力で光っている現象なんですよ。

 

どういうことかっていうと、太陽からやってくる太陽風(プラズマの風)が、地球の磁場(バリア)にぶつかって、北極や南極のあたりに入り込んできます。そして、空気中の酸素や窒素の粒にぶつかると、バチッと放電が起こって、ピカーンと光るわけです。

 

つまり、これはある意味超スケールの放電現象。言い換えれば、宇宙と地球が電気でつながる瞬間なんです!

 

オーロラの色はどう決まる?

赤と緑のオーロラ

赤と緑のオーロラ
高高度で酸素原子が発光する赤色と、低高度での酸素原子の発光による緑色のオーロラが同時に出現

出典:Photo by NASA / Public Domainより

 

オーロラって、緑、赤、ピンク、青…と、色とりどりですよね?この色の違いにはちゃんと理由があります。

 

  • :酸素が高度100〜200kmで光るとこの色に。最もよく見る定番カラー!
  • :同じく酸素だけど、もっと上の高度(300km以上)で起こると赤く光る
  • 青・紫:これは窒素が光っている証拠。ちょっとレアだけど、低い高度で見られます

 

つまり、どの成分が、どこで、どれだけ電気エネルギーをもらうかで、色が変わるってことなんですね。

 

どこで見られる?どうすれば見られる?

北アメリカ上空のオーロラ分布

北アメリカ上空のオーロラ分布
地磁気嵐によって中緯度まで拡大したオーロラオーバルが、カナダのケベック州やオンタリオ州に広がる様子を示す

出典:Photo by NASA / Public Domainより

 

オーロラは主に北極圏や南極圏の近くで観測されます。たとえば…

 

  • ノルウェーやフィンランド:ヨーロッパの人気スポット。オーロラツアーもたくさん!
  • アラスカ:アメリカで見たいならココ!
  • カナダのイエローナイフ:晴天率が高くて、出現率もバツグン!
  • 南極:南半球ではこちら。でも旅行難度はかなり高め

 

冬の時期で、空が晴れていて、街明かりの少ない暗い場所がベスト。ちょっとだけ運も必要ですが、宇宙と地球のドラマが見られると思えば、チャレンジする価値アリです!

 

オーロラってのはよ、ただの光じゃねぇ、太陽からぶっ飛んできたプラズマが地球の空気にバチバチ放電して光り輝く「電気の超ド派手ショー」なんだぜ!宇宙と地球がガッチリつながってるって考えたら、ワクワクが止まらねぇだろ?