
コンセントに刺した家電が動いたり、電車がなめらかに加速したり、電気自動車がエコに走ったり…。そんな現代の便利な暮らしのウラ側で活躍しているのが、パワーエレクトロニクス(=電気の力を自在にコントロールする技術)なんです!このページでは、「パワーエレクトロニクスってなに?」「どんなことができるの?」「どこで使われてるの?」という疑問に、わかりやすくお答えしていきますよ!
バルト海ケーブルのサイリスタタワー
スウェーデンのバルト海ケーブルABの変換所にある、高さ16.8メートルのサイリスタタワー。パワーエレクトロニクス技術を活用し、交流と直流の変換を行う。
出典:Photo by Baltic Cable AB / CC BY-SA 3.0より
パワーエレクトロニクスとは、大きな電力(パワー)を電子回路でコントロールする技術のこと。
もっと簡単に言えば、「たくさんの電気を、必要なタイミング・必要な量だけ上手に使う」ためのしくみです。ポイントは電気をムダなく、効率よく、安全に扱うこと!
たとえば…
こういった処理をパワー半導体という部品で行うのが、パワエレの特徴なんです!
Absaar社製の鉛蓄電池用充電器
パワーエレクトロニクス技術を活用し、12Vの鉛蓄電池を効率的に充電する装置
出典:Photo by Thiemo Schuff / CC BY-SA 3.0 DEより
パワーエレクトロニクスの技術は、実は私たちの暮らしのありとあらゆるところで使われています!
つまり、電気が流れている場所にはだいたいパワエレがあるといっても過言じゃないんです!
パワーエレクトロニクスは、これからの再生可能エネルギー社会やカーボンニュートラルを実現するためのカギにもなっています。
だからこそ、今世界中で注目されている技術なんですね!
パワーエレクトロニクスってのはよ、電気の力を思いのままに操って、生活も産業もガッチリ支えるスーパー技術だぜ!エアコンから電車、太陽光発電まで、見えねぇところでド派手に活躍してんの、マジでスゴイだろ?