電気事故

電気って便利で身近な存在だけど、使い方を間違えたり油断したりすると、思わぬケガや火事につながることもあるんです…。このページでは、電気事故（＝電気が原因で起こるケガやトラブル）について、その種類や原因、安全対策までわかりやすくお話ししていきます！

 

 

電気事故ってどんなことがあるの？

感電してしまったオオコウモリ

出典：Photo by Ganesh Mohan T / CC BY-SA 4.0より

 

電気事故と聞くと、ピリッとくる「感電」を思い浮かべるかもしれませんが、実はそれだけじゃありません。

 

代表的な電気事故には、こんなものがあります。

 

• 感電：電気が体に流れ込んでビリッとくる、重い場合は心停止も
• 電気火災：コードがショートして発火する、ほこりがたまって発熱するなど
• 電気設備の爆発：工場や変電所での過電圧が原因になることも
• 漏電：電気が本来通るルート以外に流れてしまう状態

 

特に家庭内での感電や火災は誰にでも起こりうる事故。ちょっとした注意不足が、大きなトラブルになってしまうこともあるんです。

 

電気事故が起きる原因って？

損傷したUSB充電ケーブル（Apple製）
金属疲労やプラスチックの硬化により損傷したApple製のUSB充電ケーブル。電気事故リスクの一例。

出典：Photo by Kihopczmaluoch / CC BY-SA 4.0より

 

 

では、こうした電気事故はなぜ起こるのでしょうか？よくある原因をいくつか紹介しますね。

 

• 濡れた手でコンセントを触った
• 電源コードがボロボロなのに使い続けた
• たこ足配線でブレーカーが落ちるほど電気を使った
• ホコリがたまったコンセント周りが熱を持った

 

他にも、電子レンジの中に金属を入れたり、電気工事を素人がやったりすることも、立派な事故の原因になっちゃいます。

 

電気事故を防ぐためには？

感電による死亡事故の警告標識（スペイン・バルセロナ）

出典：Photo by Eric Fischer / CC BY 2.0より

 

でも安心してください！ちょっとした心がけと工夫で、電気事故はグンと減らせるんです。

 

 

さらに、漏電遮断器やアース接続など、家の電気設備自体に備わっている安全装置もとっても頼りになります！