
ゴロゴロ…ドカーン!空が急に光って、大きな音が響く…。そう、それが雷(=空気中で起こる超ド級の放電現象)です。じつはこの雷、ただの「天気の一部」じゃなくて、電気そのものが大暴れしてる現象なんですよ!このページでは、「雷ってどうやってできるの?」「なんで光って音が鳴るの?」「どうやって身を守るの?」といった疑問に、とことん答えていきます!
雷の発生過程を示すアニメーション(NOAA提供)
雷雲内での電荷分離から地上への放電に至るまでの過程を視覚的に示したアニメーション。雷は、雲内での電荷の移動と蓄積により発生し、放電によって地上に達する。
出典:Photo by NOAA / Public domainより
雷って、簡単に言うと空気の中で電気が流れる現象なんです。つまり、あれは放電なわけです。
まず雷が生まれるのは積乱雲(入道雲)の中。
雲の中では氷の粒がぶつかりあって、プラスやマイナスの電気(電荷)が分かれていきます。そして雲の下の方にマイナス、地面や雲の上の方にプラスがたまって、電気のバランスが限界を超えると……バチーン!
ざっくりこういうプロセスで生まれるのが雷(放電)なんですね。
1902年、エッフェル塔に落雷する瞬間を捉えた写真。初期都市環境での雷観測の貴重な資料。
出典:Gabriel Loppé / Public Domainより
雷って、まずピカッと光ってから、しばらくしてゴロゴロって音が聞こえますよね?これ、ちゃんとした理由があるんです。
光の方が音よりはるかに速く進むので、先にピカッと見えて、あとからゴロゴロ聞こえるんですね。
4本の接地導体を備えた雷保護システムの図
木造建築や納屋などの構造物に使用される、4本の接地導体を備えた雷保護システムの構造を示す図。雷のエネルギーを安全に地面に逃がすことで、建物を保護する。
出典:Photo by Unknown / Public domainより
雷ってめちゃくちゃエネルギーが強くて、数万アンペアの電流が一瞬で流れるんです。なので、もし直撃したら命の危険すらあるんですよ…。
安全に過ごすためのポイントはこちら!
雷を「ただの自然現象」となめていると、痛い目にあうことも…。
雷ってのはよ、雲と地面や空の間で電気がドバッと一気に放電する「空の電気現象」だぜ!ピカッと光るだけじゃねぇ、ドカーンって轟音までぶちかます、まさに自然の猛者そのものよ。だからこそ、キッチリ知って対策しねぇと命がねぇんだよ、わかったか!