
ゴロゴロ…ドカーン!と空を割る雷。
昔の人たちは、この壮大な自然現象にただ驚くだけじゃなく、「神の怒り」や「天からのメッセージ」と受け取っていました。世界各地で雷は神聖なもの、時に恐ろしい存在として語られてきたんです。
この記事では、世界のさまざまな文化や宗教に登場する雷にまつわる神話・信仰を、わかりやすくかみ砕いて解説していきます!
雷=神の力というイメージは、多くの神話に共通しています。代表的な雷神たちをいくつか紹介しましょう!
雷の剣をふるう武神で、国譲り神話にも登場。鹿島神宮の主神です。
雷のハンマー「ミョルニル」を持ち、巨人を倒す力の神。マーベル映画でも有名ですね!
全知全能の神で、雷霆(らいてい)=稲妻を武器にしています。オリュンポス山から世界を見守る存在。
雷と雨を司る神で、悪神ヴリトラを打ち倒すヒーロー的存在。
雷を起こす力を持つ王様で、怒ると雷が落ちる!という信仰が根付いています。
どの神様も、雷=戦いや裁きの象徴として描かれているのが特徴です。
雷を単なる自然現象と見るのではなく、「神さまが怒っている」「何かの兆しだ」と考える文化も多かったんです。
たとえば、
つまり、雷が鳴った=超常的な意味があると信じられてたわけですね。
雷が「バリバリ」「ゴロゴロ」と鳴ると、ただビックリするだけじゃなくて、「この音には何か意味があるのでは?」って感じていた人たちもたくさんいました。
たとえば…
雷はこわいだけじゃなく、恵みや豊穣の象徴としても信じられてたんですね。
雷様っちゅうのはなァ、どの国でも昔っから「神の力」って扱われてきたってワケよ!ビリビリ鳴らしてんのも、ただのお遊びじゃねぇ。時には怒り、時には祝福、オレたちゃそういうもん背負って空から見てんだぜ!ありがたく思えよ!