
映画とかゲームでよく耳にする電磁パルス(EMP)って言葉、聞いたことありますよね?でも「なんか電子機器が壊れるやつでしょ?」くらいの理解で止まってませんか?
実は、電磁パルスとは「超強力で瞬間的な電磁波」のことで、ものすごく短い時間で電子機器に深刻なダメージを与える現象なんです!
このページでは、電磁パルスの意味や原理、なぜ電気製品が壊れるのかを、わかりやすくかみ砕いて解説していきます!
電磁パルス(EMP:Electromagnetic Pulse)とは、ざっくり言えば「超ド級の電磁波のビッグバン」みたいなもの!
ふだん身のまわりにある電磁波(ラジオやWi-Fi、光など)はエネルギーが弱いけど、
EMPは、電子機器の中にある回路を一瞬で壊せるほどの“強さと速さ”を持った電磁波
なんです!
EMPは、いくつかの方法で発生します。代表的なのが以下の3つ。
どれも「急激で大規模な電荷の移動」がポイントなんです。ガンマ線や爆発の影響で空気中の電子がドドドッと動いて、その動きが一気に電磁波として広がる。それがEMPの正体なんですね。
EMPのこわいところは、見えない・聞こえない・でも突然やってきて一瞬で壊すってところ。
その仕組みは…
特に細かくて繊細なICチップや半導体は、EMPの過電流にめっぽう弱い。つまり、EMPって電子機器の天敵なんです。
EMPの広がる範囲は、発生場所や種類によって変わりますが…
対策としては…
などがありますが、完璧に防ぐのはなかなか難しいのが現実です。
EMPっつーのはよォ、ただの電磁波じゃねぇ!ケタ違いのパワーで一瞬にして電子機器をブチ壊す“電気の爆弾”だ!しかも見えねぇ、聞こえねぇ、来たと思ったら全部パーよ!チップだの基板だの、EMPの前じゃ紙同然だぜ!