ワット

ワットとは

ワット(W)は電力の単位で、単位時間あたりに使われる電気エネルギーの量を表す。1ワットは1ボルトの電圧で1アンペアの電流が流れるときの電力となる。消費電力や発電能力を示す際によく使われる。

ワットとは

電化製品に書いてある「○○W」って、いったい何のことだろう?普段なんとなく見ているこのワットという単位、実は私たちの生活とめちゃくちゃ関係があるんです。このページでは、ワットというのは「電気がどれくらいの力で仕事してるか」を表す単位であることを、わかりやすくお話していきますね。「電気の力ってどうやって数字にしてるの?」「アンペアやボルトとはどう違うの?」って疑問にも答えていきますよ!



ワットは「電力」を表す単位

まず大事なのは、ワット(W)とは電力の単位だってこと。「電力って何?」って思うかもしれませんが、簡単に言えば、電気がどれくらいの速さでエネルギーを使ってるかを表してるんです。


たとえば、100ワットの電球があるとしましょう。これは、1秒間に100ジュール分のエネルギーを使って光ってるってことなんですね。つまり、ワットが大きいほど、たくさんのエネルギーを一気に使ってるってイメージでOK!


「なんか難しいぞ…」って思ったら、スポーツ選手を思い浮かべてみてください。100ワットって、だいたい元気な子どもが自転車こいで発電したときくらいのパワー。だから100Wの電球ってけっこう明るいんです。


ワットは「ボルト×アンペア」で計算できる

ここで出てくるのが、ボルト(V)アンペア(A)。このふたつとワットは、実はセットで覚えるのがコツなんです。


公式にすると、 ワット = ボルト × アンペア


たとえば、100Vのコンセントから10Aの電流が流れていたら、100×10=1000Wの電力になるわけ。つまり、どれだけの電圧で、どれだけの電流が流れてるかによって、使われるエネルギー(=ワット)が決まるんです。


この関係を知っておくと、家電のスペックを見たときに「これはどのくらい電気使うのかな?」って感覚がつかめてきますよ。


ワット数でわかる電化製品のパワー

ワットって言われると、なんか理科っぽくて難しそうに見えるけど、実は電化製品の使いごこちに直結する、めちゃくちゃ実用的な情報なんです。


たとえば、


  • ドライヤーは1200Wくらい:髪を一気に乾かす強力な風!
  • 電子レンジは500〜1000Wくらい:ワット数が高いと加熱時間が短くて済む
  • ノートパソコンは50W前後:意外と省エネ!


つまり、ワット数が大きい=パワーが強いけど、そのぶん電気もたくさん使うってこと。だから節電したいときには、ワット数が小さい家電を選ぶのも大事なポイントになるんですね。


ワットっつーと難しそうに聞こえるかもしれねぇが、実は「電気がどれだけの力で働いてるか」を示す超基本の単位なんだぜ!アンペアやボルトと一緒に覚えとけば、家電選びや節電にもガッチリ役立つってわけよ!