
電気って、ただ「流れる」だけじゃダメなんです。水も「勢い」がないと流れないのと同じで、電気にも流れを生み出す「力」が必要なんですね。このページでは、電圧というのは「電気を押し出す力の強さ」だってことを、わかりやすく解説していきますよ!「ボルトってなに?」「電流とはどう違うの?」そんな疑問にもやさしくお答えしていきます。
まず一番伝えたいのが、電圧とは電気を流そうとする力のことなんです。
水道の蛇口を思い浮かべてみてください。蛇口をキュッと強くひねると、水がビューッと勢いよく出てきますよね?この「勢い」が電圧(ボルト)にあたるんです。
電気も同じで、電圧が高いほど、電気はグイグイと流れていこうとします。逆に、電圧が低いと電気の流れもゆるやか。だから、電圧が高い=流れを作る力が強いってことなんです。
ちなみに、電圧の単位はボルト(V)って言います!
ここ、ちょっとややこしく感じるところかも。でも大丈夫、ちゃんと比べてみましょう!
つまり、水でたとえるなら、
って感じ。
電圧が高くても、ホースが細かったらちょっとしか水は流れないし、逆に圧が弱くてもホースが太ければたくさん水が流れますよね?電気も同じで、電圧と電流はセットで考えるとすごく分かりやすいんです。
日本の標準的なAC電源コンセント(100V)
出典:Photo by Batholith / Public Domainより
実は、私たちの身の回りにもいろんな電圧のレベルがあるんです。
こうして見ると、身近な電気でもけっこうな力を持ってるって分かりますよね。しかも、電圧が高いと感電の危険もアップするので、高電圧には要注意です!
ちなみに、海外では家庭用のコンセントが200V以上ある国も多いんですよ。だから日本から持っていった家電が壊れたりするんです。
よォ、電圧って聞くと難しそうに思うかもしれねぇが、実は「電気を流すための力の強さ」を示す、超重要な単位なんだぜ。電流と一緒に覚えりゃ、電気の仕組みがバッチリ見えてくっからよ、しっかり覚えとけよ!