

大きな風力発電の風車を見ると、「あれって何でできているんだろう?」って思いませんか。
遠くから見るとシンプルに見えますが、実は中にはいろいろな部品がつまっています。今回は、風力発電の“体のつくり”をのぞいてみましょう。
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風力発電は、大きく分けると「羽(ブレード)」「ナセル」「タワー」「基礎(きそ)」の4つの部分でできています。
まず、風を受けるのがブレード。これが回ることでエネルギーが生まれます。
そのブレードを支えている箱のような部分がナセル。ここに発電のための機械が入っています。
ナセルを高い位置で支えているのがタワー。そして、地面の下でしっかり支えているのが基礎部分です。
風力発電は「羽・機械・柱・土台」の4つがそろってはじめて動くしくみです
では、タワーやナセルの中は何でできているのでしょうか。
タワーの主な材料は鋼(こう)、つまり強い鉄の仲間です。高さは100mをこえることもあり、強風や自分の重さに耐える必要があるため、とても丈夫に作られています。
ナセルの中には、発電機や歯車(ギアボックス)、ブレーキ装置などが入っています。これらも主に金属でできていて、回転の力を電気に変える大事な役目をしています。
また、ブレードは見た目は軽そうですが、実はガラス繊維強化プラスチック(GFRP)などの軽くて強い材料でできています。軽さと強さを両立することが、とても大事なんです。
タワーは強い鋼、ブレードは軽くて丈夫な複合材料でできています
そして、見えないけれどとても重要なのが基礎部分です。
風車はとても背が高く、風を強く受けます。そのため、地面の下には大量のコンクリートが使われています。場所によっては直径十数メートル、深さ数メートルの基礎が作られることもあります。
基礎の中には鉄筋も入っていて、コンクリートをより強くしています。これによって、強風や台風でも倒れにくいように支えているのです。
基礎が弱いと、どんなに立派な風車でも安全に運転できません
見えない基礎こそが、風力発電を支えるいちばんの土台なのです
風力発電は、ブレード・ナセル・タワー・基礎という4つの大きな部分からできています。
それぞれに合った材料が使われ、強さと軽さ、安全性を考えて設計されています。つまり、風車はただ大きいだけではなく、細かい工夫の積み重ねで成り立っているのです。
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