

太陽光発電って、屋根の上にパネルが並んでいるイメージが強いですよね。
でも実は、設置場所は屋根だけじゃありません。学校や工場の敷地、空き地、駐車場の屋根(カーポート)、さらには水の上に置く水上太陽光なんて形もあります。
ただし「どこでも置けば発電できる!」とはならないのが現実。
というのも、太陽光発電は光を受ける量で発電量が大きく変わりますし、安全に長く使うための条件も必要だからです。
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まず最初の条件は、いちばんシンプルでいちばん重要な日当たりです。
太陽光発電は、光が強いほど発電しやすいので、設置場所は「どれだけ日光を受けられるか」が勝負になります。
とくに気をつけたいのは影です。
木の影、電柱の影、近くの建物の影。ちょっとの影でも、発電がガクッと落ちることがあるんですね。
日当たりのチェックポイントは、こんな感じです。
──つまり「どこに置くか」は、まず光の取りやすさで決まります。
屋根は高い場所なので影が少ないことが多く、条件的に有利になりやすいです。
でも地面の上でも、広くて遮るものがなければ同じように光を受けられます。
たとえば学校のグラウンド横や工場の空きスペース、カーポートの上など。
こういう場所は、建物の影が少ないように設計できることもあるので、屋根以外でも十分に成立します。
太陽光発電の立地条件で一番大切なのは、屋根かどうかより“日当たりが確保できるか”なのです。
日当たりは、太陽光発電の成績を決める最重要条件なのです!
次の条件は、パネルを安全に置けるかという話です。
太陽光パネルは薄く見えても、意外と重さがありますし、風や雪でも力がかかります。
だからこそ、設置場所には「支えられる強さ」と「固定できる仕組み」が必要になります。
屋根だと耐荷重(どれくらい重さに耐えられるか)が大切ですし、地面なら地盤の状態や基礎が重要になってきます。
安定性のチェックポイントは、こんな感じです。
──ここが弱いと、発電以前に危なくなってしまいます。
地域の天気は、立地条件にかなり影響します。
たとえば台風が多い地域なら、風への備えが強めになります。
また雪が多い地域では、雪の重みや、雪が滑り落ちる場所まで考える必要があります。 適当に設置すると、強風でゆるんだり、雪で屋根や架台に負担がかかったりするので、ここは慎重に考えるところです。
つまり太陽光発電は、光だけでなく「安全に置ける条件」もセットで必要になるわけです。
太陽光発電は、発電する前に“安全に固定できるか”が問われる設備なのです。
設置の安定性は、長く使うための土台になる条件なのです!
最後の条件は、作った電気をちゃんと使うための配線と、まわりの環境です。
太陽光発電は、発電した電気を家や施設、または電力会社の送電線につなぐ必要があります。
そのためには、パワーコンディショナを置く場所や、配線を通すルートも考えなければいけません。
さらに、点検や掃除ができるように、人が近づけることも大事です。
チェックポイントをまとめると、こうなります。
──つまり「置いて終わり」ではなく、「管理できる場所」が向いています。
屋根の上は日当たりが良い一方で、点検や掃除がちょっと大変な場合があります。
その点、地上設置やカーポートなら、近くで状態を見やすいことも多いんですね。
だから「屋根以外でもいいの?」の答えは、むしろ屋根以外が向くケースもある、です。
ただし、土地の広さや周辺への影響、安全な柵や表示なども考える必要があるので、条件の組み合わせが大事になります。
太陽光発電は、電気をつなげて管理できる場所ほど“実用的な設置場所”になるのです。
最後の条件は、電気につなげて長く管理できることなのです!
ここまでで「太陽光発電に必要な3つの立地条件」というテーマでお話してきました。
結論としては、設置場所は屋根に限らないけれど、満たすべき条件はちゃんとあるのです。
まとめると──
──以上3点が、「屋根以外でもいいの?」を判断する基本になります。
屋根は日当たりの面で強いですが、地面やカーポート、水上なども条件が合えば十分に活躍します。
大切なのは「屋根かどうか」ではなく、「光を取りやすく、安全に置けて、管理できるか」という3点セットです。
太陽光発電の立地は、“光・安全・管理”がそろって初めて決まるのだということですね。
だからこそ、設置場所は屋根以外でもOK──ただし条件しだいなのです。
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