地熱発電の豆知識:意外と知らない雑学5選!

地熱発電の豆知識

地熱発電は発電だけでなく地域暖房や温室栽培にも活用されている。アイスランドでは道路の融雪にも地熱が利用されるなど、生活に密着した使い方が広がっている。発電後の蒸気を再び地下に戻す循環型の仕組みも特徴の一つだ。

地熱発電の豆知識:意外と知らない雑学5選!

地熱発電と聞くと、「地下の熱で電気をつくる方法」というイメージが浮かびますよね。


でも、実はあまり知られていない面白い事実がたくさんあります。今回は、思わず「へえ!」と言いたくなる地熱発電の豆知識を、5つ紹介していきます。



地熱発電の始まりはイタリアだった

地熱発電がはじめて実用化されたのは、実はイタリアです。


1904年、イタリアのラルデレッロという場所で、地熱の蒸気を使って電気をつくる実験が行われました。そして1913年には、世界初の商業用地熱発電所が運転を開始しました。


地熱発電のスタートは、20世紀はじめのイタリアだったのです。


今では世界各地に広がっていますが、その第一歩はヨーロッパの小さな町から始まったのですね。


地熱発電の歴史は、イタリアから始まったのです!


温泉と同じ地下の熱を利用している

地熱発電は、実は温泉ととてもよく似た仕組みです。


どちらも地下のマグマの熱であたためられた水を利用しています。温泉はそのお湯をそのまま楽しみますが、地熱発電では蒸気の力でタービンを回します。


地熱発電と温泉は、同じ地下のエネルギーを使っているのです。


だからこそ、温泉地の近くに地熱発電所があることもあります。ただし、地下のバランスを保つための管理がとても大切です。


温泉と地熱発電は、地下の熱という共通点があるのです!


天候に左右されにくい発電方法である

地熱発電の大きな特徴は、天気にあまり左右されないことです。


太陽光発電は夜には発電できませんし、風力発電は風が弱いと発電量が下がります。しかし地熱発電は、地下の熱を利用するため、昼でも夜でもほぼ同じように発電できます。


地熱発電は、安定して電気をつくり続けられる発電方法なのです。


この安定性は、電力を安定して届けるうえでとても大きな強みになります。


地熱発電は、天気に左右されにくいのが魅力なのです!


日本は資源量が多い国のひとつである

日本は火山が多い国です。


そのため、地下には豊富な地熱資源があります。実は日本は、地熱資源量で見ると世界有数の国のひとつです。


日本は地熱エネルギーのポテンシャルが高い国なのです。


ただし、温泉地との調整や国立公園の問題などもあり、すべてを活用しているわけではありません。それでも、今後さらに活用が期待されています。


日本は地熱資源に恵まれた国なのです!


発電後の熱水は地下に戻される

地熱発電では、地下から取り出した熱水や蒸気を使ったあと、そのまま捨ててしまうわけではありません。


多くの場合、使い終わった熱水は還元井と呼ばれる井戸から地下へ戻されます。これは地下の水の量や圧力を保つための大切な仕組みです。


使った熱水を地下に戻すことで、資源を守る工夫がされているのです。


もし戻さずに使い続ければ、地下のバランスが崩れるおそれがあります。だからこそ、循環を意識した運用が重要なのです。


地熱発電は、地下に戻す仕組みで資源を守っているのです!


 


地熱発電には、イタリアが発祥であることや、温泉と同じ地下の熱を使っていることなど、意外な豆知識がたくさんあります。


しかも、天候に左右されにくく、日本は資源量が豊富で、使った熱水も地下に戻す工夫がされています。


足元の地球の力をどう活かすか──その知恵が詰まっているのが地熱発電なのです。