

リチウムイオン電池って、スマートフォンや電気自動車に使われている“すごい電池”というイメージがありますよね。でも、「そもそもリチウムイオン電池って何?」と聞かれると、言葉で説明するのは意外とむずかしいものです。
じつは、リチウムイオン電池にははっきりした定義があります。そして、そのポイントは大きく分けて3つの特徴にまとめることができます。ここでは、その3つを順番に見ながら、リチウムイオン電池とは何かをスッキリ整理していきましょう。
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まずいちばん大事なのが、リチウムイオンの移動です。
リチウムイオン電池では、充電するときも放電するときも、リチウムイオンが正極と負極の間を行ったり来たりします。この動きによって電気エネルギーを出し入れしているのです。
ここで勘違いしやすいのが、「リチウム金属をそのまま使っているわけではない」という点です。
──つまり、リチウムイオン電池とは「リチウムイオンの往復運動で働く電池」だということです。
リチウムイオンの移動こそが、この電池の本質なのです。
2つ目の特徴は、充電できることです。
リチウムイオン電池は二次電池に分類されます。つまり、一度使って終わりではなく、充電すれば何度も使えます。
それは、化学反応がある程度もとに戻る仕組みになっているからです。
──この“往復できる構造”が、リチウムイオン電池の大きな強みです。
スマートフォンやノートパソコンが毎日充電できるのは、この仕組みのおかげというわけですね。
3つ目の特徴は、エネルギー密度が高いことです。
エネルギー密度とは、「同じ大きさでどれだけ電気をためられるか」という目安です。リチウムイオン電池は、ほかの多くの蓄電池よりもこの値が高いのが特徴です。
──この特性があるからこそ、スマートフォンや電気自動車に採用されているのです。
ただし、高エネルギーであるぶん、過充電や衝撃への対策として保護回路が必要になります。
高性能と安全管理はセットで考える必要があるのです。
リチウムイオン電池の定義を、3つの特徴から整理してきました。
まとめると──
──以上3点が、リチウムイオン電池を説明するうえでの基本です。
そして大切なのは、この3つがそろってはじめて「リチウムイオン電池」と呼ばれるということです。
イオンの往復・充電可能・高エネルギー、この3つがそろってこそリチウムイオン電池なのです。
だからこそ、現代のモバイル社会を支える中心的な電池になっているということですね。
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