
スマホで通話したり、テレビを見たり、Wi-Fiでネットにつないだり…。私たちの暮らしには「目に見えないけれど、確かにそこにある力」が欠かせません。実はその正体こそが、電波(=情報を運ぶ見えない電気の波)なんです。このページでは、「電波ってどんな仕組み?」「どんなところに使われてるの?」といった素朴な疑問を、わかりやすく解説していきます!
電波放射のアニメーション
交流電流を受けたアンテナが電場のループを形成し、電波を放射する様子
出典: Photo by Chetvorno / CC0 1.0より
電波(でんぱ)は、電気と磁気の波(=電磁波)の一種で、「空気中を飛んでいくエネルギーの流れ」です。
もう少しわかりやすく言うと、目に見えないけど、電気のふるえが波となって空中を進んでいるイメージ。これが情報(音声・画像・データ)をのせて運んでいるんです!
たとえば、スマホの「ピッ」って通知音も、もとは誰かが出した電波にのった信号がスマホに届いてるってわけなんです。
電波の電場と磁場の構造図
四分の一波長のモノポールアンテナから放射される電波の電場(E)と磁場(H)の構造を示す図。電場は放射方向に対して垂直に、磁場は電場と直交する方向に配置されている。
出典: Photo by Stuart Ballantine / Public domainより
電波はアンテナから出たり、アンテナで受け取ったりしています。送る側と受ける側がセットになって初めて、ちゃんと「通じる」んですね。
ちなみに電波は光と同じ「波」なので、壁や障害物があると弱まったり、届きにくくなったりします。だから電波の強さって、けっこう場所に左右されるんです。
日常の電波利用
Bluetoothゲームコントローラー、電波望遠鏡、モバイル決済、電子レンジなど、日常生活での電波の活用例
出典: Photo by MikeRun / CC BY-SA 3.0より
電波は、いろんな場面で大活躍していますよ。しかも周波数(波の速さ)によって、用途がバラバラなんです!
まさに「見えないけど欠かせない存在」ですね!
電波ってのはよ、情報をのせて空気中をビュンビュン飛び回ってる「見えねぇ電気の波」なんだぜ!スマホもテレビも、日常の便利さは全部この電波のおかげだ!これからはちょっと空を飛び交う情報に思いをはせてみるのも悪くねぇぜ!