
雷が空にバリバリッと走ると、なんとも言えない迫力と不思議さを感じますよね。でもこの自然現象、ただの光と音じゃないんです。雷の正体は「放電によって生まれる巨大な電流と電圧のショー」なんです!
実は雷には、ものすごいパワーと、電気ならではの意外な性質がいくつも詰まってるんです。どうして空で光るの?なんで音が遅れて聞こえるの?地面にも落ちてくるの?そんな疑問を一つずつひも解いていくと、雷のスゴさと怖さ、そして電気の基本ルールまでもが見えてきますよ。
このページでは、雷の特徴や性質を「光・音・電気・場所・種類」などの視点からわかりやすくかみ砕いて解説していきます!
まずは基本!雷(かみなり)ってのは、空気中で起こる「放電現象」です。しかもふつうの静電気とはケタ違い。雲の中や雲と地面の間で、数千万ボルトもの電圧が生まれてバリバリッと放電するんです!
雷が起こるにはこんな条件があります。
放電すると、その通り道の空気が急激に熱されて、光(稲妻)が生まれ、空気の膨張で音(雷鳴)がドカン!と響くんです。
雷の何がすごいって、とにかく桁外れなパワーなんです。
雷1発で流れる電流は、1万〜10万アンペアにもなることがあるんですよ!
ちなみに家庭のブレーカーが落ちるのは20〜30アンペアとか。それと比べたら…まるでケタ違い!
それだけじゃなく、
という恐ろしいほどのスペック。まさに「空の核爆弾」なんて呼ばれるのも納得です。
雷を見たとき、「光ってから音がする」って経験、ありますよね?あれって不思議だけど、理由はカンタン。
光のスピードは秒速約30万キロ、音のスピードは秒速340メートルくらいなんです。だから、
光はほぼ同時に届くけど、音はあとからやってくるんですね。
これを使えば、「雷までの距離」もわかっちゃうんです!
5秒だったら約1700メートル先。けっこう離れてるようで、意外と近かったりするんですよ。
雷って、全部が全部「地面に落ちる」わけじゃないんです。タイプは大きく分けてこの3つ。
特に落雷は、地面の物や人に被害を与えることがあるので要注意です。建物や木、高い鉄塔なんかがターゲットになりやすいんですよ。
雷ってのはよォ、ただのバチバチじゃねぇんだ。雲の中でクッソ強ぇ電気がたまって、空気ぶっ飛ばして地面までズドーンッて来るんだぜ!しかも音と光がズレて聞こえるのも、電気と音のスピードがぜんっぜん違うからってワケ!覚えとけよな、空のバケモンってやつは!